お知らせ
平成22年11月9日

化学物質等安全データシート及びGHS表示
に係るJIS規格の改正について
MSDSの国内規格としてその記述内容を標準化している、JIS Z7250:2005「化学物質等安全データシート(MSDS)−第1部:内容及び項目の順序」、並びに化学物質等のGHSの危険有害性クラス及びその区分に基づくラベル要素について規定している、JIS Z7251:2006「GHSに基づく化学物質等の表示」の2規格が改正され、10月20日に公示されました。

改正点は以下のとおりです。
<JIS Z7250:2010について>
規格名称が「化学物質等安全データシート(MSDS)−第1部:内容及び項目の順序」から「化学物質等安全データシート(MSDS)−内容及び項目の順序」へ変更されたこと、用語定義をJIS Z7252「GHSに基づく化学物質等の分類方法」に整合させたこと、附属書Aの組成及び成分情報に、GHS分類基準に基づき危険有害性があると判断された化学物質についての記載事項に関する規定を追加したこと、及び附属書Aの物理的及び化学的性質に情報提供が望ましい項目として粘度(粘性率)等を追加した点などです。

<JIS Z7251:2010「GHSに基づく化学物質等の表示」について>
用語定義のJIS Z7252との整合に加えて、附属書B(危険有害性情報の文言及び危険有害性情報のコード)及び附属書C(注意書きの文言及び注意書きのコード)を追加したこと等が改正ポイントとして挙げられます。


 
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